
1. LINEとは
LINE(ライン)は、2011年にNHN Japan(のちのLINE株式会社、現在はLINEヤフー)によって開発・公開されたコミュニケーションアプリです。東日本大震災をきっかけに「家族や友人と確実につながる手段」をめざして生まれ、いまは日本を中心に広く使われています。iPhoneやAndroidのほか、Windows/macOS版のデスクトップアプリやiPad版もあり、同じアカウントで複数端末から利用できます。
できることは、メッセージやスタンプのやり取り、写真・動画・位置情報の共有、音声通話・ビデオ通話、グループトークなど日常連絡に必要な一式です。ノートやアルバムで思い出をまとめたり、Keepにメモやファイルを保存したりできます。公式アカウントを友だち追加すれば、店舗のクーポンやお知らせを受け取れ、OpenChatでは共通の話題で知らない人とも交流可能。送金・決済はLINE Pay、ポイントはLINEポイントで管理でき、ニュースや地図、ミュージックなど周辺サービスも連携します。
特徴は、連絡の速さと分かりやすさ、そして生活サービスとのつながりの強さです。プライバシー面ではLetter Sealing(対応範囲でのエンドツーエンド暗号化)、ログイン通知、パスコードロック、友だちの公開範囲設定、ブロック・通報などの保護機能を備えます。はじめ方は「アプリを入れる → 電話番号で登録 → 友だち追加(連絡先同期/ID/QRコード)→ トーク開始」という流れが基本。通知のオン・オフや既読の付き方、グループの招待権限、スクショ共有の扱いなどを家族や友人と軽くすり合わせておくと、トラブルを避けやすくなります。日常の連絡からお店の情報収集、支払いまで、これ一つで完結しやすい総合コミュニケーション基盤です。