【Flutter】iOSシミュレーターの導入方法(Mac編)-2025年10月最新版-

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、プロモーションが含まれています。

【動作環境】

<パソコン>
機種:MacBook Air(13inch)
OS:macOS Sonoma(ver.14.6.1)
チップ:Apple M3

<ソフトウェア>
・Z Shell(ver.5.9)
・ターミナル(ver.2.14)
・Flutter(ver.3.35.6)
・Xcode(ver.16.2)
・CocoaPods(ver.1.16.2)
・Android Studio(ver.17.0.11)
・Visual Studio Code(ver.1.104.3)

【本サイトの読み方】

ターミナルに入力するプロンプトの行頭には「$ 」を付与しています。
読者の皆さんが実際にコマンドを入力する際は、「$ 」を記述する必要はありません。

本記事では、Flutterを使ったアプリ開発において、iOSシミュレーターを導入する方法について解説します。

基本的には、以下の公式サイトをもとに解説していきます。

https://docs.flutter.dev/platform-integration/ios/setup

目次

1. Xcodeをインストールする

【手順解説】

1: [Launchpad]を開きます。

2: [App Store]を起動します。

3: [検索]ボックスに、「Xcode」と入力し、enterキーを押します。

4: [入手]ボタンをクリックします。

5: [開く]ボタンが表示されたら、Xcodeのインストールが完了です。

2. Xcodeのコマンドラインツールを設定する

【手順解説】

1: ターミナルを起動して、以下のコマンドを入力し、enterキーを押します。

$ sudo sh -c 'xcode-select -s /Applications/Xcode.app/Contents/Developer && xcodebuild -runFirstLaunch'

2: Macのログインパスワードを入力し、enterキーを押します。

3. Xcodeのライセンスに同意する

【手順解説】

1: 以下のコマンドを入力し、enterキーを押します。

$ sudo xcodebuild -license

2: ライセンスと共に、以下のように表示されます。

By typing 'agree' you are agreeing to the terms of the software license agreements. Any other response will cancel. [agree, cancel]

3: 以下のように入力し、enterキーを押します。

$ agree

4. iOSプラットフォームをダウンロードする

【手順解説】

1: 以下のコマンドを入力し、enterキーを押します。

$ xcodebuild -downloadPlatform iOS

5. Rosettaをインストールする

【手順解説】

1: 以下のコマンドを入力し、enterキーを押します。

$ sudo softwareupdate --install-rosetta --agree-to-license

6. CocoaPodsをインストールする

【手順解説】

1: 以下のコマンドを入力し、enterキーを押します。

$ which ruby

2: 以下のように表示された方は、次の記事を読みながらrbenvでrubyの最新バージョンをインストールします。

/usr/bin/ruby

上記の表示に当てはまらない方は、手順3に進めてください。

$ which rubyというコマンドでパスが表示された通り、MacにはデフォルトでRubyがインストールされているのですが、バージョンが若干古いものになっているます。そのため、最新のバージョンをインストールする必要があるのです。

3: 以下のコマンドを入力し、enterキーを押します。

$ gem install cocoapods

7. iOSシミュレーターを起動する

【手順解説】

1: 以下のコマンドを入力し、enterキーを押します。

$ open -a Simulator

2: iOSシミュレーターが起動します。

8. iOSシミュレーター上で作成したアプリを実行する

【手順解説】

1: VS Codeでプロジェクトディレクトリにあるmain.dartを開いて、以下のコマンドキーを押して、コマンドパレットを開きます。

2: コマンドパレッドに、「flutter:」と入力します。

3: [Flutter:Select Device]をクリックします。

4: [iPhone 16 Pro]をクリックします。

それぞれどの端末のiOSシミュレーターを起動したかで、表示が変わります。

僕は、iPhone 16 Proを選びました。

5: 作成したアプリの実行環境がiPhone 16 Pro(iOS simulator)になるので、F5キーを押します。

6: デバッグが開始されます。

7: iPhone 16 Pro(iOS simulator)上で作成したアプリが動きます。


これにて、Flutterを使ったアプリ開発において、iOSシミュレーターを導入する方法についての解説を終わります。

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●対象読者

▶︎Webアプリ開発経験者
▶︎Flutterを触ったことのない方

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この記事を書いた人

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の活動を陰ながら応援している、しがないソフトウェアエンジニア。
24歳。
ビットコインの生みの親・サトシ ナカモトの兄弟。
ITやソフトウェアに関することをわかりやすくまとめ、多くの人にそれらを知ってもらおうと活動しています。
ご質問やご要望、お仕事依頼がございましたらお問合せフォームよりお願いいたします。

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