Zoomの使い方– 2025年最新版 –

1. Zoomとは

Zoomは、2013年にZoom Video Communicationsが開発・公開したオンライン会議サービスです。Windows、macOS、Linux、iPhone、Android、Webブラウザで利用でき、URLをクリックするだけで会議に参加できます。画面がシンプルで動作が軽いこと、通信状況が悪くても映像・音声を保ちやすいことから、学校・企業・個人まで広く普及しました。GoogleカレンダーやOutlookと連携して、予定からそのまま会議を開けます。

できることは、ビデオ会議、音声通話、チャット、画面共有、ファイル共有、ホワイトボード、録画(ローカル/クラウド)、字幕や文字起こし(自動トランスクリプト)、通訳機能、投票・アンケート、挙手機能、ブレイクアウトルーム(小部屋)など多岐にわたります。授業なら本編は全体会、演習は小部屋へ、発表は画面共有と録画で記録、という流れが作れます。ウェビナーやオンラインイベント向けには、視聴専用参加者や申込管理を備えた拡張機能も利用できます。背景の置き換え(バーチャル背景)やノイズ抑制で、生活音や背景を目立たせない工夫も可能です。

特徴は、操作が分かりやすいこと、参加人数や用途に合わせて機能を組み合わせられること、そして安全面の配慮です。待機室、パスコード、参加者の入室制限、画面共有の制御、参加者のミュート固定、必要に応じたエンドツーエンド暗号化などで、会議の安全性を高められます。はじめ方は「アカウント作成 → アプリをインストール → 会議をスケジュール(カレンダー連携可)→ 招待リンクを共有」の順が基本。初回はマイクとカメラのテスト、背景とノイズ抑制、録画保存先の確認を済ませておくと安心です。日常の打ち合わせから授業、面接、オンライン配信まで、幅広い場面で使える標準的なビデオ会議基盤です。

目次

2. オーディオ設定関連の操作