OneDriveの使い方– 2025年最新版 –

インターネット関連OneDriveの使い方

1. OneDriveとは

OneDriveは、2007年にMicrosoftが提供を開始したクラウドストレージサービスです(当初はSkyDriveとして提供され、のちに名称変更)。Windows、macOS、iPhone、Android、Webブラウザで利用でき、Microsoft アカウントでサインインすると、どの端末からでも同じファイルにアクセスできます。Microsoft 365との連携が強く、Word・Excel・PowerPointのファイルをそのままクラウドに保存して扱えます。

できることは、ファイルの保存・同期・共有が中心です。PCやスマホの写真、書類、音声、PDFなどをアップロードすると、自動でクラウドにバックアップされ、別の端末でも閲覧・編集できます。共有リンクを作れば、相手にファイルやフォルダを渡せます(閲覧のみ/編集可、期限付き、パスワード付きなどの権限設定に対応)。Windowsではデスクトップ/ドキュメント/画像フォルダをOneDriveに自動バックアップでき、ファイル履歴やバージョン管理で過去の版に戻すことも可能です。スマホアプリからはカメラスキャンで紙の書類をPDF化して保存できます。

特徴は、端末間同期の安定性、Officeとの共同編集、そして容量管理のしやすさです。Files On-Demand(必要なときだけ実体を落とす機能)を使えば、クラウド上のファイルをエクスプローラーやFinderに表示しつつ、ローカル容量を節約できます。個人用の重要データはPersonal Vault(個人用金庫)に入れて追加の認証で保護できます。始め方は「OneDriveアプリを入れる → Microsoft アカウントでサインイン → 同期したいフォルダを選ぶ」の流れが基本。共有は「右クリック → 共有」から相手のメールを指定、共同編集は同じファイルを開くだけでOKです。家庭・学校・職場のどれでも、データの置き場所を一つにまとめておける定番のクラウド保管庫です。

目次

2. OneDriveを使い始めるための準備