1Passwordの使い方– 2025年最新版 –

インターネット1Passwordの使い方

1. 1Passwordとは

1Password(ワンパスワード)は、カナダの会社 1Password(旧 AgileBits) が 2006年に作った「パスワードをまとめて守るアプリ」です。Windows、Mac、iPhone、Android、Linux などほとんどの機器で使えます。Chrome や Firefox、Edge などのブラウザにも入れられます。とても強いカギ(強力な暗号)でデータを守るしくみを使っていて、あなたのパスワードやクレジットカードの番号、メモなどを安全に保管できます。また、「学校」「ゲーム」「買い物」などのタグを付けて整理したり、「学年」「会員番号」など自分で項目を増やしてわかりやすく管理したりできます。Wi-Fi のパスワードやソフトのライセンスキーも一緒に保存できます。

安全面のサポートも充実しています。たとえば、同じパスワードを使い回していないか、弱いパスワードが混ざっていないかを一覧で教えてくれます。インターネット上で「このサイトから情報がもれた」というニュースが出たときは、1Password の「Watchtower(ウォッチタワー)」がその情報と照らし合わせて、危ない可能性があるアカウントを知らせてくれます。新しい強力なパスワードを自動で作って保存したり、ユーザー名とパスワードを自動入力したりできるので、ログインがとても楽になります。

家族やチームで使うプラン(1Password Teams/Business)では、共有の「保管庫(Vault)」を作って、見られる人・直せる人を分けて安全に共有できます。旅行中は「旅行モード」を使うと、必要な情報だけを一時的に表示して、ほかは見えないようにできます。一定時間で自動的にロックする設定や、万が一のときに信頼できる人がアクセスできる「緊急アクセス」などの機能もあります。個人でもグループでも、毎日のログインを「安全に、カンタンに」してくれる頼れるツールです。

目次

4. パスキーの登録

★ここでは、各サービスのパスキーを作成して1Passwordに登録します。

5. 1Passwordを使った利用者認証

★ここでは、登録したサービスの利用者IDとパスワードやパスキーを実際に使用します。

<付録> 解約・アカウントの削除

★ここでは、1Passwordを使用しなくなった場合の操作を解説しています。