WordPressの使い方– 2025年最新版 –

Web制作WordPressの使い方

1. WordPressとは

WordPressは、2003年に Matt Mullenweg と Mike Little が開発を始めたオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。ブログツールから出発し、現在は世界中の開発者コミュニティによって継続的に改良されています(商標やプロジェクトの保護は WordPress Foundation が担います)。サーバーにインストールして使うソフトで、Webブラウザから記事作成やデザイン変更、機能追加まで行えます。

できることは、ブログや企業サイト、ポートフォリオ、メディアサイト、ECサイトまで幅広く、用途に応じて拡張できます。ブロックエディター(Gutenberg)で見出し・画像・表・ボタンなどを積み木のように配置でき、テーマでデザインを切り替え、プラグインで機能を追加します。問い合わせフォーム、SEO支援、キャッシュ、高速化、スパム対策、画像最適化、多言語化、会員制、EC(WooCommerce など)といった拡張が豊富です。カスタム投稿タイプやカスタムフィールドで、ニュース・製品・事例など独自のコンテンツ構造も作成できます。

特徴は、始めやすさと拡張性、情報の多さです。初期設定だけで記事公開ができ、必要になった時点でテーマやプラグインを足していけば段階的に機能を強化できます。はじめ方は「対応レンタルサーバーを用意 → 自動インストールまたは手動で設置 → テーマを選ぶ → 基本設定(サイト名、パーマリンク)→ 必要なプラグイン導入」の流れが定番です。運用面では、更新通知に合わせて本体・テーマ・プラグインをアップデートし、バックアップとセキュリティ(管理画面の二段階認証、不要プラグインの整理)を習慣化すると安心です。個人ブログから中小企業サイト、コンテンツメディアまで、長く育てられるWeb基盤として広く使われています。

目次

3. SWELLテーマの使用