【動作環境】
<スマホ>
機種:iPhone12
OS:iOS(ver.17.6.1)
<パソコン>
機種:MacBook Air(13inch)
OS:macOS Sonoma(ver.14.6.1)
今回は、iPhone や Mac で使用するための設定方法について解説します。
最初に iPhone での設定方法を紹介し、次に Mac での設定方法を紹介します。
iPhone で 1Password を使用するための設定手順
まずは、iPhoneで1Passwordを使用するために環境を整えます。
iPhone で起動するパスワードマネージャーに 1Password を設定する
ここでは、iPhone で動くパスワードマネージャーを iCloud キーチェーンから 1Password に変更していきます。
パスワードマネージャーは、さまざまなウェブサイトやアプリのパスワードを安全に管理してくれるツールです。パスワード管理ツールともいいます。パスワードマネージャーを使えば、自分でパスワードを覚える必要がなく、代わりにこのツールがすべてのパスワードを記憶し、安全に保管してくれます。
iPhone では、デフォルトで iCloud キーチェーンが起動するように設定されています。
Android では、デフォルトでGoogleパスワードマネージャーが起動するように設定されています。
1: [設定]アプリを起動します。
2: 設定項目の[パスワード]をタップします。
3: 顔認証などで認証を完了します。
4: [パスワードオプション]をタップします。
5: [パスワードとパスキーを自動入力]をオンにします。
6: 1Password をオンにします。
※このとき、1Password アプリに移動しログインを求められます。パスワードを入力してログインしたら、もう一度、設定アプリに戻りましょう。
7: [確認コードを設定するアプリ]に 1Password を選択します。
1Passwordアプリのセキュリティ設定を行う
ここでは、1Password を起動するときの認証方法を設定します。
様々なサイトでパスワードを求められたときに、1Passwordが起動し認証を求めてきます。
この認証を完了すると、1Passwordに登録されているパスワードが自動でサイトに入力されるのです。
例えば、認証方法を顔認証に設定しておくと、いろいろなサイトでパスワードを求められたときに、顔認証を行うだけそのサイトのパスワードを入力することができます。
1: [1Password]アプリを起動します。
2: パスワードを入力してログインします。
3: [プロフィール]アイコンをタップします。
4: [設定…]をタップします。
5: [セキュリティ]をタップします。
6: [Face ID]にチェックを入れます。
7: [完了]をタップします。
こうすることで、各サイトでパスワードを求められたときに、Face IDで認証を完了するだけで求められたサイトのパスワードを自動入力することができます。
iPhone の Safari と連携できるようにする
1: [プロフィール]アイコンをタップします。
2: [設定…]をタップします。
3: [Safari拡張機能]をタップします。
4: [再認証]をタップします。
5: 自分の好みのインターバルを選択しましょう。僕は、2週を選びました。
6: [開始]をタップします。すると、[Safari]アプリ移ります。
7: [スマート検索フィールド]をタップします。
8: [拡張機能を管理]をタップします。
9: [1Password]をオンにします。
11: [1Password]をタップします。
※ポップアップメニューが2つ表示されます。それぞれ、
「常に許可」
「すべてのWebサイトで許可」
を選択します。
12: [自動入力]を選択します。
13: [完了]をタップします。
13: これで、設定は完了です。
Mac で 1Password を使用するための設定手順
次は、Mac での設定を行います。
ステップとしては2段階あります。
- Google Chromeの拡張機能をインストールする
- Safariの拡張機能をインストールする
それでは、順番にやっていきます。
Google Chromeの拡張機能をインストールする
1: プルダウンメニューをクリックして開きます。
2: [Chrome]をクリックして選択します。
3: [Download for Chrome]をクリックします。
4: [Chromeに追加]ボタンをクリックします。
5: [拡張機能を追加]をクリックします。
6: [拡張機能]ボタンをクリックします。
7: [1Password]のピンマークをクリックして、青色にします。
8: [準備完了]をクリックして、設定完了です。
Safariの拡張機能をインストールする
1: [Download for Safari]をクリックします。
2: [App Store.app を開く]をクリックします。
3: [インストール]をクリックします
※記事執筆者は、すでにインストール済みのため「開く」と表示されています
4: [Open Safari Settings]をクリックします。
5: [Safari 用 1Password]にチェックを入れます。
6: [Safari]アプリを起動し、[1Password]アイコンをクリックします。そして、[すべてのWebサイトで常に許可…]をクリックします。
7: [すべてのWebサイトで常に許可]をクリックします。
8: [準備完了]をクリックします。
9: この画面になれば、無事に設定完了です
これにて、1Password を iPhone や Mac で使用するための設定方法についての解説を終わります。
次は、1Password に各サイトのパスワードを登録する方法の解説を行います。
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