※本記事で使用しているデバイス情報
<パソコン>
機種:MacBook Air 13″
OS:macOS Sonoma 14.4.1
はじめに
Excel本などに付属しているダウンロードコンテンツ。
それを、自分のパソコンにダウンロードしたけど、ファイルを開くと編集ができない。
そんな経験はないでしょうか。
とくに、マクロ機能が搭載されているファイルを開こうとすると目の当たりにする場面です。
今回は、その解決法を紹介します。
マクロ機能とは
マクロとは、複数の操作を記録し、一度の操作で実行できるようにする機能です。
以前、こちらの記事でVS Codeでキーボードマクロを使用しました。
![](https://chiebukurozero.com/wp-content/uploads/2024/05/【VS-Code】段落の先頭に全角スペースを入れる方法-300x158.png)
これも、マクロの一種です。
Excelにおけるマクロ
では、Excelにおけるマクロはどのようなものでしょうか。
Excelでは、データを集計したり整形したり、レポートを作成したり様々な作業を行います。
そのような、作業にマクロ機能を活用することができます。
仕事で毎月出さないといけない集計レポートがある。
それを作成するのに丸一日かかってしまう。
そんな方もいるでしょう。
ですが、Excelでマクロ機能を活用していくことで、一瞬で作業を終わらせることができるのです。
なぜマクロブロックがあるのか
このように聞くと、マクロ機能はとても便利なように思います。
しかし、良い側面ばかりではありません。
負の側面として、マクロ機能に悪意のあるコンピュータウイルスを仕込んだ「マクロウイルス」というものがあります。
ExcelやWordのファイルを開くと、マルウェア(ウイルス)に感染し、コンピュターの挙動がおかしくなったり、個人情報が盗まれたりするのです。
1990年代から2000年代にかけて猛威を振るいました。
これは、マイクロソフト社が「マクロ機能の無効設定」を標準化したことで一時沈静化したと言われています。
これがいわゆる「マクロブロック」です。
マクロのブロックを解除する方法
Windows
パソコンにダウンロードしたExcelファイルを開くと、ツールバーに以下のような表示が出ることでしょう。
「注意-インターネットから入手したファイルは、ウイルスに感染している可能性があります。編集する必要がなければ、保護ビューのままにしておくことをお勧めします。編集を有効にする(E)」
ここで、「編集を有効にする」をクリックすることでファイルを編集することができるようになります。
しかし、それでも以下の表示が出る場合があります。
「このファイルのソースが信頼できないため、Micrsoft によりマクロの実行がブロックされました。」
この場合の解除手順を紹介します。
これで、ダウンロードしたファイルを編集できるようになります。
Mac
Macの場合は、Excel ファイルを開こうとすると、以下のような表示がでることでしょう。
![](https://chiebukurozero.com/wp-content/uploads/2024/06/スクリーンショット-2024-06-01-10.54.42-1024x858.png)
「マクロを有効にする」をクリックすることで、ファイルを編集できるようになります。
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