Microsoft Copilotとは?基礎知識と名称の整理

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、プロモーションが含まれています。

【動作環境】

<パソコン>

機種:Vostro 3520 ノートパソコン
OS:Microsoft Windows 11 Pro(23H2)

<スマートフォン>

機種:iPhone 16 Plus
OS:iOS(ver.18.0.1)

本記事では、今話題の「Microsoft Copilot」について、分かりにくい名称を整理します。

目次

そもそも「Microsoft Copilot」って何?

Microsoft Copilotは、Microsoft社が提供するAIアシスタントサービスです。

Microsoft社が提供する様々なサービスと組み合わされており、非常にややこしくなっています。

ややこしくなっている理由は、以下の3つでしょう。

  • 一部のアプリ名と製品名が同じになっているから
  • 旧Bing Chatを指す「Microsoft Copilot」と、組織向けCopilot製品の総称「Microsoft Copilot」が同じ呼び方であるから
  • 個人向けMicrosoft 365にもCopilotが統合され、「Microsoft 365 Copilot」と区別するのが困難になったから

そこで、ひと目で関係性がわかるようにインデント使って、箇条書きでまとめました。

アプリ名
  • Copilotアプリ
  • Microsoft 365 Copilotアプリ(旧Microsoft 365アプリ)
Copilotに関する製品名

【個人向け】

【組織向け】

※公式サイトのリンクを埋め込んでいます。

それでは、赤くマーカーを引いたものを一つずつ見ていきましょう。

アプリとしての「Copilot」

まずは、製品名の「Copilot」ではなく、アプリケーションとして「Copilot」を紹介します。

Copilotアプリ

Copilotアプリは、Windowsではタスクバーに表示されています。

▼デスクトップアプリ

説明画像1

以前は、「Copilot in Windows」と呼ばれており、Windowsの設定変更などが可能でした。

しかし、現在はOSとは完全に独立したCopilotアプリとなったため、設定変更などはできなくなりました。

また、iPhoneやAndroidなどのモバイルアプリや、Webアプリとしても利用可能です。

▼モバイルアプリ

説明画像2

▼Webアプリ(Web版)

https://copilot.microsoft.com

Copilotアプリは、個人向けの「Microsoftのアカウント」でサインインすると、「Microsoft Copilot(旧Bing Chat)」を利用することができます

一方で、「Microsoft 職場および学校アカウント」でサインインすると、「Copilot Chat(製品名)」を利用することができます

Microsoft 365 Copilotアプリ

これは元々「Microsoft 365アプリ」と呼ばれており、Microsoft 365を利用する際に使用するアプリです。

▼デスクトップアプリ

説明画像3

Microsoft 365は、Microsoftが提供するクラウドベースのサブスクリプションサービスです。

従来のOffice製品(Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど)のデスクトップアプリ版だけでなく、Webアプリ版やモバイルアプリ版のOfficeアプリ、OneDrive(クラウドストレージ)などが含まれます。

従来のOffice製品は買い切り型でしたが、Microsoft 365では定期的なサブスクリプション方式を採用しており、最新バージョンの機能やセキュリティ更新プログラムが常に提供されるため、常に最新のソフトウェア環境で業務を行うことができます。

クラウドを活用して場所を選ばずに作業やファイルの共有を行える点が特徴です。

主なプランは、以下の通りです。

家庭向け一般法人向け大企業向け(Enterprise)
Microsoft 365 Personal
(¥2130/月)
Microsoft 365 Business Basic
(¥899/月)
Microsoft 365 F3
(¥1,199 ユーザー/月)
Microsoft 365 Family
(¥2,740/月)
Microsoft 365 Apps for business
(¥1,236/月)
Microsoft 365 E3
(¥5,059 ユーザー/月)
Microsoft 365 Business Standard
(¥1,874/月)
Microsoft 365 E5
(¥8,208 ユーザー/月)
Microsoft 365 Business Premium
(¥3,298/月)

これらのMicrosoft 365を利用できるのが、「Microsoft 365 Copilotアプリ」です

また、iPhoneやAndroidなどのモバイルアプリや、Webアプリとしても利用可能です。

▼モバイルアプリ

解説画像4

以前は、以下のようなアイコンをしていました。

説明画像5

▼Webアプリ(Web版)

https://www.office.com/

Microsoft Copilot(旧Bing Chat)

Microsoft Copilotは、Microsoftが提供するAIアシスタントです。

ユーザーは自然な会話超で質問したり、文章作成、翻訳、要約などのタスクを依頼したりできます。

ChatGPTを使用したことのある方は、イメージしやすいかもしれません。

(↓Google Chromeで「https://copilot.microsoft.com 」にアクセスした画面)

説明画像6

2023年11月に「Bing Chat」から「Microsoft Copilot」に名称変更されました。

よく「Copilot」と略称で呼ばれています。

Copilotは、検索エンジン「Bing」にチャット機能が統合されており、OpenAI社のGPT-4を搭載しています。

2023年12月1日からは、商用データ保護にも対応し、ビジネスでの利用も可能になりました。

利用方法は、以下の3つです。

  • Copilotアプリでアクセスする
  • Edgeブラウザで、右上のCopilotアイコンをクリックしてアクセスする
  • WhatsApp でチャットを使ってアクセスする

個人向けMicrosoft 365に統合されたAI機能

これは、個人向けのMicrosoft 365で利用できるCopilotを指します。

元々は、次章で解説する「Microsoft Copilot Pro」を購入しなければ、Microsoft 365でCopilot機能を利用できませんでした。

しかし、Microsoftは2025年1月16日に、個人向けプラン「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」にAI機能「Copilot」を統合すると発表しました。

これにより、個人ユーザーもWordでの文章要約、Excelでのデータ分析、PowerPointでのスライド自動作成などができるようになったのです。

ただし、制限があります。

1ヶ月あたり60個の「AIクレジット」が付与され、WordやExcelなどで1回使用するたびに「AIクレジット」が1個減少します。

なお、残った分を次月に繰り越すことはできません。

制限を超えた場合は、次章で紹介する「Microsoft Copilot Pro」を購入する必要があります。

ちなみに、Microsoft 365で使用可能な各アプリ内のCopilotを以下のように呼びます。

  • Copilot in Word
  • Copilot in Excel
  • Copilot in PowerPoint
  • Copilot in Microsoft Teams
  • Copilot in Outlook
  • Copilot in OneNote

Microsoft Copilot Pro

主に、「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」ユーザー向けに月額3,200円で提供されています。

購入することで、Microsoft 365内に搭載されているCopilotを制限なく利用することができます。

また、Microsoft Copilot(旧Bing Chat)を高機能で使用することも可能です。

Microsoft 365 Copilot

組織向けMicrosoft 365ユーザーを対象に、1ユーザーあたり月額4,497円で提供されています。

ただし、2025年2月1日現在、年間契約しかできません。

会社や学校などでMicrosoft 365を管理している人のみ、購入可能です。

Microsoft Copilot Proと同じく、Wordでの文章要約、Excelでのデータ分析、PowerPointでのスライド自動作成などができます。

なお、先ほど紹介した「個人向けMicrosoft 365に統合されたAI機能」も「Microsoft 365 Copilot」と呼ぶ場合があります。

(それによってCopilotの名称がややこしくなっているのですが、、、汗)

ちなみに、こちらも使用可能な各アプリ内のCopilotを以下のように呼びます。

  • Copilot Chat(※次章で解説)
  • Copilot in Word
  • Copilot in Excel
  • Copilot in PowerPoint
  • Copilot in Microsoft Teams
  • Copilot in Outlook
  • Copilot in OneNote

Microsoft 365 Copilot Chat

公式サイトでは、「Copilot Chat」と略称で表記されていたりします。

これは、2025年1月15日に発表された新サービスです。

前章で解説した「Microsoft 365 Copilot」ユーザーが、

からアクセスできます。

(↓Microsoft Teamsからアクセスした画面)

説明画像7

[職場]を選択した状態で、プロンプトを入力すると、OneDrive内にあるデータを検索したり使用したりすることができます。

[Web]を選択した状態で、プロンプトを入力すると、CopilotがWebから情報を探してきてくれます。

プロンプトに入力した情報は、エンタープライズレベルのセキュリティが確保されているので、Copilotに学習されることはありません。

また、Microsoft 365 Copilotの管理者が、検索機能を制限することができます。

名称変更の歴史

以下は、簡単なおまけです。

気が向いたら加筆します。

Bing Chat → Microsoft Copilot

Copilot for Microsoft 365 → Microsoft 365 Copilot

Copilot in Windows → 廃止(代わりにCopilotアプリがタスクバーにピン留めされるようになった)


これにて、Microsoft Copilotについての解説を終わります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

shimaのアバター shima ライター

IT企業に勤める会社員。
テクニカルライター/プログラマー。
ITやソフトウェアに関することをわかりやすくまとめ、多くの人にそれらを知ってもらおうと活動しています。
ご質問やご要望、お仕事依頼がございましたらお問合せフォームよりお願いいたします。

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次