【書籍編集】DTP前にテキスト原稿を制作するフロー(保存版)

目次

はじめに

書籍制作には様々な工程があります。

そのなかでも特に重要なテキスト原稿(別名:素原稿、手稿)を制作するフローを紹介します。

この作業は、DTP(組版)をする前の必須作業です。

書籍を作る際、どんな場合でもテキスト原稿を完成させる点は共通しています。

しかし、テキスト原稿ができるまでの道のりは多種多様です。

  • 著者から原稿をWordファイルでもらう
  • 昔の本のPDFデータと加筆文のWordファイルを元に改訂版を制作する

などなど、様々な状況からテキスト原稿を制作しなくてはなりません。

そこで今回は、テキスト原稿を制作するフローを紹介します。

テキスト原稿完成までの流れ

基本的には、以下の流れで作業を行うと効率よくテキスト原稿を制作できるようになっています。

状況に応じて、作業の開始箇所は異なりますが、この順番に作業を行えばテキスト原稿が完成するようになっています。

たとえば、Wordファイルで原稿が送られてきたとします。

そのような場合は、新しくプレーンテキストファイルを作成し、そこにコピペします。

そして、ステップ3から取り組むことで原稿を綺麗に整理することができます。

STEP
PDFファイルをテキストとして保存する
STEP
不要な改行を効率よく削除する
STEP
文字コードをUTF-8からShift JISに変更する
STEP
「カンマやピリオド」を「読点や句点」に変換する
STEP
すべての英数字を半角に変換する
STEP
原稿の要素別に編集記号つける
STEP
プログラムコードのインデントを綺麗にする
STEP
原稿内の表をタブで整理する
STEP
記号を半角から全角にする
STEP
不要な半角スペースを削除する
STEP
段落の先頭に全角スペースを入れる
STEP
文中にある疑問符の後ろに全角スペースを入れる
STEP
最終チェック項目

これにて、テキスト原稿を制作するフローの紹介は終了です。

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