【Flutter】Flutter SDK のインストール方法(環境構築①)

※本記事で使用している環境

<パソコン>
機種:MacBook Air(13inch)
OS:macOS Sonoma(ver.14.3)
チップ:Intel Core i5
シェル:zsh

<ソフトウェア>
・Flutter(ver.3.19.4)

Flutterでアプリ開発を始めるにあたり、まずは環境構築の方法から紹介します。

今回は、Flutter SDK(Software Development Kit)のインストール方法を紹介します。

Flutter SDKとは、Flutterで開発を行うために必要なものです。

目次

Flutterのインストール

STEP
Flutter公式サイトのダウンロードページを開く

https://docs.flutter.dev/get-started/install

ここから開くことができます。

STEP
「macOS」を選択
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -2024-03-23-23.26.55-1024x650.png
macOS を選択
STEP
「iOS」を選択
iOS を選択
STEP
画面を下にスクロール
画面を下にスクロール
STEP
自分のデバイスに合わせてダウンロード
intel ProcessorApple Silicon を選択

使用しているMacBookがM1やM2などのM◯チップを搭載しているものであれば、右側の「Apple Silicon」を選択。

M1以前のintel Corei5などのインテルチップを搭載しているものであれば、左側の「intel Processor」を選択。

ボタンを押すと、ダウンロードが実行されダウンロードフォルダにzipファイルが落とされます。

STEP
ディレクトリ(フォルダ)の作成と移動

ターミナルを開きます。

次に、以下のコードを打ち込んで現在いるディレクトリを確認します。

pwd

確認してみると、自分のホームディレクトリにいました。

今回は、ホームディレクトリの直下にdevelopmentというディレクトリを作成します。

このコードを入力してください。

mkdir development
フォルダの作成

ターミナルの操作については、こちらをご覧ください。

STEP
zipファイルを解凍する

解凍する前に、先ほどつくったdevelopmentに移動します。

cd development
pwd
development フォルダに移動

そして、ターミナルに以下のコードを入力します。

unzip ~/Downloads/flutter_macos_3.19.4-stable.zip
zipファイルを解凍する
STEP
flutterディレクトリ(フォルダ)を確認

lsコマンドでflutterが格納しているものを確認します。

ls flutter
ターミナルに ls flutter と入力

確認してみると、AUTHORSbinなどが存在することがわかります。

ファインダーを開いても確認することができます。

ファインダーで確認
STEP
flutterディレクトリ(フォルダ)の中のbinフォルダを確認

次に、flutterの中のbinの中を見ていきます。

ls flutter/bin
flutter/bin を確認

このbinの中にflutterやdartのコマンドが保存されていることがわかります。

毎回、プログラムを書いて実行するときに以下のように入力しても構いません。

flutter/bin/dart
flutter/bin/dart の実行結果

しっかり、実行できていることがわかります。

しかし、毎回このようにPATHを入力するのはめんどくさいので「PATHを通す」作業を行います。

自分のシェルを調べる

ターミナルに以下のように入力すると、自分のシェルを調べることができます。

echo $SHELL

/bin/zsh とかえってきた場合のシェルは zsh

/bin/bash とかえってきた場合のシェルは bash

echo $SHELL の実行結果

僕の場合はzshでした。

次に、zshの方がどのようにPATHを通すかを説明します。

パスを通す

STEP
現在どのディレクトリにいるかを確認する

このコードを打ち込みます。

pwd
現在どのディレクトリにいるかを確認する
STEP
flutter/binに移動する

このコードを打ち込みます。

cd flutter/bin
cdコマンドでディレクトリを移動
STEP
設定ファイルに書き込みたいパスを確認する

このコードを打ち込みます。

pwd
入力したいパスを確認
STEP
パスを書き込む

このコードを打ち込みます。

vi $HOME/.zshrc
vi コマンドで編集モードを立ち上げる

viコマンドで編集モードを立ち上げます。

編集画面

このままだと書き込むことができないため、キーボードの「i」を押します。

insertモードに切り替わった画面

INSERT(インサート)モードに切り替わったため、書き込むことができるようになりました。

次に以下のコードを入力します。

先ほど確認したパス通りに入力しましょう。

export PATH="$PATH:/Users/[自分のユーザ名]/development/flutter/bin"
書き込んだ画像

書き込んだら escキー を押して「:WQ」と入力し、保存して終了しましょう。

STEP
パスを有効化する

このコードを打ち込みます。

source $HOME/.zshrc
パスを有効化する
STEP
確認する

このコードを打ち込みます。

which flutter
設定がうまくできた画像

このように入力し、/Users/~flutterとPATHがかえってきたら無事終了です。

これにて、Flutter SDK のインストール方法の紹介を終わります。

次回は、環境構築を行うための便利なコマンドを紹介します。

おすすめ書籍

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

shimaのアバター shima ライター

自分が学んだことをメモするサイト。
ご質問やご要望、お仕事依頼がございましたらお問合せフォームよりお願いいたします。

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCAPTCHAの認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次