【Flutter】Flutter SDK のインストール方法(環境構築①)2024年最新版

※本記事で使用している環境

<パソコン>
機種:MacBook Air(13inch)
OS:macOS Sonoma(ver.14.5)
チップ:Apple M3
シェル:zsh

<ソフトウェア>
・Flutter(ver.3.22.3)

前回は、Flutter でアプリ開発を行うにあたり、必要なPCやインストールするソフトウェアを紹介しました。

今回は、M1〜M3チップのMacパソコンでFlutter SDK をインストールする方法を解説します。

記事を執筆するにあたって、以下の書籍を参考にしました。

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目次

公式ドキュメントの該当箇所

主に、赤枠で囲まれた部分「Install the Flutter SDK」を扱います。

内容としては、Flutter SDK のインストールです。

説明画像1

Flutter をダウンロードしてインストールする

※M1、M2、M3チップの Mac を使用している方は、必ず Rosetta 2 のインストールを行なってください

Flutter のダウンロードとインストールを行います。

説明画像2

インストール手順

STEP
zip ファイルをクリックダウンロード
説明画像3
STEP
Finder を起動
説明画像4
STEP
ダウンロードフォルダにある zip ファイルをクリック
説明画像5
STEP
Launchpad を起動
説明画像6
STEP
その他 をクリック
説明画像7
STEP
ターミナル を起動
説明画像8
STEP
カレントディレクトリ を確認

ターミナルに

pwd

を入力し、現在どこのフォルダにいるかを確認します。

説明画像9

Users フォルダの下にある shima フォルダ(ホームフォルダ)にいることがわかりました。

STEP
development フォルダを作成
mkdir development

と入力し、ホームフォルダに「development」フォルダを作成します。

説明画像10

実際に、Finder を開いてみると、しっかり「development」フォルダが作成されていることがわかります。

説明画像11
STEP
development フォルダに移動

現在は、ホームフォルダにいますが、

cd development

と入力することで、先ほど作成した development フォルダに移動する事ができます。

説明画像12
STEP
zip ファイルを development フォルダで解凍

development フォルダの中で

unzip ~/Downloads/flutter_macos_arm64_3.22.3-stable.zip

と入力すると、ダウンロードした zip ファイルを解凍することができます。

説明画像13
説明画像14
STEP
development フォルダの中に解凍されているかを確認
ls

と入力すると、フォルダの中身を確認できます。

説明画像15

zip ファイルが解凍され、flutter フォルダがありました。

Finder で確認してもわかります。

説明画像16
STEP
flutter フォルダの中身を見る

次に、

ls flutter

と入力し、flutter フォルダの中身を見てみましょう。

説明画像17

すると、AUTHORSbinなどが存在していることがわかります。

Finder でも同様に確認できます。

説明画像18
STEP
bin フォルダの中身を確認
ls flutter/bin

と入力し、bin フォルダの中身を確認してみましょう。

説明画像19

ここにあるdartflutterには、プログラムを実行するためのコマンドが保存されています。

説明画像20
STEP
dart や flutter コマンドを実行してみる

では、

flutter/bin/dart

と入力し、dart コマンドを実行してみましょう。

説明画像21

インストールできていないものがあり、警告表示がされていますが、赤枠で囲まれた部分が表示されれば成功です。

次に、flutter コマンドを実行してみましょう。

説明画像22
flutter/bin/flutter

と入力します。

説明画像23
説明画像24

長いですが、うまく実行することができました。

このように、flutterの中のbinにあるflutterにプログラムを実行するためのコマンドが保存されています。

このファイルを呼び出して、プログラミングしたものを実行していきます。

STEP
(おまけ)コマンドラインデベロッパーツールのインストールを指示された場合は、インストールする

以下のような表示がされることがあります。

その場合は、指示に従って、インストールしても問題ありません。

説明画像25
説明画像26
説明画像27

Flutter を PATH(パス)に追加する

「PATH を通す」という作業を行います。

説明画像28

「PATH(パス)を通す」とはどういう意味?

先ほど確認したように、プログラムを実行するにはdevelopmentの中のflutterの中のbinにあるflutterに書かれているコマンドを呼び出す必要がありました。

説明画像29

しかし、プログラムを書き換える度に、このように入力していては大変です。

できれば、以下のように「flutter」と入力すれば実行できるようにしたいです。

説明画像30

そのための、設定を次の「PATHを通す手順」節で紹介します。

PATH を通す手順

STEP
.zshenv ファイルを開く

ターミナルを開き、

vim .zshenv

と入力します。

説明画像31

Enter

を押すと、以下のように vim エディターが起動します。

説明画像32
STEP
vimエディタを編集モードに変更

キーボードの

i

を押して、INSERT モードに変更します。

説明画像33
STEP
パスを書き込む
export PATH=$HOME/development/flutter/bin:$PATH

と入力します。

説明画像34
STEP
ファイルを保存して終了

esc

を押したら

:wq

※小文字です

と入力し

Enter

を押して、編集したファイルを保存して閉じます。

説明画像35
説明画像36
STEP
ターミナルを閉じて再起動

最後に、起動中のターミナルを閉じて、再度立ち上げてみましょう。

説明画像37

すると、パスが通り、

flutter

と入力するだけで、コマンドを実行できるはずです。


これにて、Flutter SDK のインストール方法の解説を終わります。

次は、Xcode と CocoaPods のインストール方法の解説を行います。

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この記事を書いた人

shimaのアバター shima ライター

20代のITライター。
ITやソフトウェアに関することをわかりやすくまとめ、多くの人にそれらを知ってもらおうと活動しています。
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